• 人文学の力で、本質的な問いを共に探求する。

    人文学=人間とその文化を総合的に探求する学

  • Concept

    なぜ世界的企業はCPO(最高哲学責任者)を置くのか?

    GAFAの哲学者

    いま、少なくない企業が哲学者をインハウスフィロソファーとしてフルタイムで雇用しています。例えばグーグル、アップルなど、いわゆるトップテック企業も行っています。それはなぜでしょうか?

    問う価値のある問い

    例えばフェイスブックにとって最も重要な問いの1つは「人は関わりを通してどのように快を得るのか」ということでしょう。人類の歴史において「関わり」はどのように変化してきたのか、快にはどのような種類がありそれぞれどのような関係にあるのか。CPAやLTVを考えるよりも先に、あるいは深く、問う価値のある問いに応えるために哲学者が求められるのです。

    問いを共にし、深める

    ホームステイ事業にとって「人が他人と暮らすとはどういうことなのか?」という問いは極めて重要ですが、その理解度をビジネスのKPIにすることはありません。しかし、私たちは、哲学・人類学・歴史学・文学・心理学など様々な「文系」研究者と、起業家が持つ実践を通して生まれた深い問いを共有し、豊かに問い直します。

    唯一無二の問いから始める

    これらの活動から得られるものは、顧客と世界に関する深い洞察です。それは起業家・企業・事業にとっての懐の深い信念として機能し、組織文化・制度やビジネス・クリエイティブにも波及的に影響し、他企業と異なる唯一無二の立ち位置を生み出します。

  • Methods

    弊社の思考枠組みの紹介

  • Cases

    具体的な問いの探求と応用の紹介

    国際系NPOでの事例

    国際系NPOでの事例

    「みんなの意思決定をスムーズにするミッションをどのように設定できるだろうか?」という問いから始め、臨床心理学・発達心理学に基づく「対話に基づく関係構築能力が肝要」という仮説の元、組織文化・コミュニケーションツールを制作した事例。
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    フィットネス事業での事例

    フィットネス事業での事例

    「人とだから変われるとは、どのようなことか?」という問いから始め、社会心理学・公衆衛生学などに基づく「重要他者との約束が行動変容を生む」という仮説の元、サービス開発を行い、より高い継続率を生み出した事例。
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    ホームステイ事業での事例

    ホームステイ事業での事例

    「人が他人と暮らすって、どういうことなんだろうか?」という問いから始め、都市社会学・移動に関わる経済学などに基づく「ホームステイとは、不可避の都市化における安全基地である」という仮説の元、組織開発と事業ターゲティングの変更を行った事例。
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    Profile

    株式会社ちえもの代表取締役社長 中川瑛

    MSc in "Science and Technology in Society" from The University of Edinburgh

     

    学部では政治哲学・国際倫理学を研究し、官民協働海外留学支援奨学金を得てフランス・ストラスブール政治学院に留学。

     

    全国8カ所累計1000人以上の若手研究者との異分野交流イベントを開催、分野横断プロジェクト創出を手掛ける。現在は人文社会科学の知見を活用した事業開発・組織開発に注力。

     

    研究テーマ:知とは何か?

    人文・社会科学知と社会の関わり
    「人文社会科学系研究者の研究者アイデンティティ -自らが準拠するジャーナル共同体と学術共同体における正統性-」
     
    科学技術と市民の構築主義的な関わり
    "Constructive Public Engagement of Science and Technology by speculative design: Case Study on UK Policy Lab"
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